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TOEIC勉強法:社会人はまず単語から

社会人のTOEIC勉強法として、平日は隙間時間で単語、週末は問題演習と分ける進め方を紹介します。IIBCの公式情報をもとに、単語から始める理由とスコアとの付き合い方をまとめました。スコアを保証するものではありません。

A working-at-a-laptop photo with a card over the plain wall reading 'TOEIC study method: words first, for working adults, in spare moments'

社会人がTOEIC対策に使える時間は限られています。結論から言うと、平日は隙間時間で単語に触れ、問題演習はまとまった時間が取れる週末に回す、という分担にすると、仕事の忙しさに左右されにくくなります。この記事では、社会人が単語から始めるのが合理的な理由、平日と週末の分け方、スコアとの付き合い方を順に紹介します。特定のスコアを保証するものではありません。平日は仕事で時間が取れず、週末にまとめて勉強しようとして結局手がつかない、という人ほど、進め方そのものを見直す価値があります。

要点

なぜ単語から始めるのが合理的か

IIBCの「形式と構成」のページによると、TOEIC Listening & Reading Testは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。リスニングもリーディングも、英語を聞いたり読んだりしたうえで、4つ(パート2は3つ)の選択肢から答えを選ぶ形式です。つまり、英文と選択肢の意味が取れなければ、文法の知識があっても正誤を判断できません。単語力はリスニングとリーディングの両方に共通する土台なので、限られた勉強時間をどこに使うか迷ったときは、単語から手をつけるのが合理的です。しかも単語は、問題を1セット解くような時間がなくても、一語ずつ進められます。平日の短い時間を使えるという点でも、社会人の最初の一手に向いています。パートごとの問題数や、生活とビジネスにまたがる出題範囲については、TOEIC単語をアプリで毎日の隙間時間に覚えるで詳しく紹介しています。

まとまった勉強時間より、隙間時間の頻度

社会人が学生時代と違うのは、決まった時間に机に向かう仕組みが自然には存在しないことです。覚えた単語は時間とともに思い出しにくくなりますが、間をあけて繰り返し出会うことで定着していきます。この間隔反復の考え方は社会人の英単語の覚え方で詳しく説明しています。週末にまとめて単語を詰め込むより、平日の隙間時間に何度も同じ単語に触れるほうが、この条件を自然に満たせます。平日にまとまった時間が取れなくても、単語に触れる回数さえ確保できれば、対策を止めずに続けられます。駅で電車を待つとき、昼休みにスマートフォンを開いたとき、退勤前に時計を確認するときなど、1日のうちに画面を見る場面は少なくありません。週末の勉強時間は、急な予定が一つ入るだけでなくなってしまうことがありますが、平日の隙間時間は、どれか一つがなくなってもほかの場面が残ります。単語の部分を週末ではなく平日の側に置いておくのは、このためです。

A week from 月 to 日: one long block of study over the weekend against three short touches on each weekday, titled まとめて1回より、短く何度も (short and often rather than once in bulk)

平日は単語、週末は問題演習と分ける

隙間時間でできることと、まとまった時間でしかできないことは違います。パート7の複数の文書を読む問題や、リスニングの会話問題を通して解く練習は、細切れの時間では進めにくいものです。そこで、平日は通勤電車、昼休み、退勤前といった場面で単語に触れることだけに絞り、週末に問題集を解く時間を取る、という分担にします。平日の予定が崩れても単語はほとんど影響を受けず、週末に時間が取れなかった週も、単語だけは前に進んでいます。Watch Your Languageは、iPhoneのロック画面・ホーム画面のウィジェットとApple Watchの文字盤に単語を表示するので、平日の単語の部分を、画面を確認する動作そのものに任せられます。週末の問題演習で出会った知らない単語は、Premiumなら問題集のページを撮影して取り込み、翌週の平日に回せます。仕事で使う単語もあわせて覚えたい場合は、ビジネス英語の単語をテーマ別に覚えるも参考にしてください。

Three moments in a working day — the commute train (通勤電車), lunch break (昼休み), before leaving the office (退勤前) — each leading to a word on a real iPhone Lock Screen and on a Modular watch face with the app's complication (hello / こんにちは)

スコアではなく、単語に触れた日を目標にする

TOEIC Listening & Reading Testは合格・不合格の試験ではありません。IIBCの説明によれば、テスト結果はリスニング5〜495点、リーディング5〜495点、トータル10〜990点のスコアで、5点刻みで表示されます。合格ラインがない分、目標をスコアだけで立てると、達成できたかどうかが次の受験までわからず、日々のモチベーションを保ちにくくなります。そこで、日々の目標は「今日も単語に触れたか」に置きます。平日は単語に触れた日、週末は問題集を1回分解いた日、というように、その日のうちに達成できたかがわかる目標にすると、日々の行動として管理しやすくなります。スコアは、そうした日々の積み重ねを受験のたびに確かめる目安として扱います。スコアが思うように伸びなかった回があっても、日々の目標まで見直す必要はありません。まずは単語に触れる日を途切れさせないことを優先し、そのうえで、週末の問題演習で間違えたパートを振り返り、次の週に何を重点的に解くかを決めていきます。

The TOEIC L&R score as a ruler from 10 to 990 points with a tick every 5 points, built from Listening (5〜495点) and Reading (5〜495点) blocks, with 合格ラインなし (no pass line) crossed out

試験日を決める前から始めておく

社会人のTOEIC対策は、受験日が決まってから本格的に始めることが多いものです。しかし、申し込んでから慌てて単語を詰め込もうとすると、平日の仕事と重なって続かなくなりがちです。受験日を決める前から、平日の隙間時間に単語に触れる流れだけでも作っておけば、いざ申し込んだときには、すでに何度も目にした単語が土台として残っています。そこから先は、週末の問題演習の時間を少し増やすだけで、対策を本格化させられます。平日の流れが一度崩れても、次に画面を見たときにまた単語が表示されるので、そこから続きを再開できます。始める単語の範囲は、模試や問題集で知らない単語がどのくらい出てくるかを目安に決めると迷いにくくなります。レベルの選び方はTOEIC単語をアプリで毎日の隙間時間に覚えるで紹介しています。受験日が決まってから慌てるのではなく、決まる前の時期を単語の土台づくりに使う、という順番で考えておくと、仕事が忙しい時期と対策の時期が重なっても慌てずに済みます。

ジムで腕につけたApple Watch。文字盤に英語の単語と日本語訳が表示されている

Watch Your Languageは、TOEIC対策のうち「平日の単語」の部分を受け持つアプリです。iPhoneのウィジェットとApple Watchの文字盤に単語が表示され、覚えるまで繰り返し出てきます。テーマとCEFRレベル別のパックに加え、Premiumでは写真からの単語の取り込みにも対応しています。文法の解説や問題演習は含まれていないため、週末の問題集と組み合わせて使う形が向いています。詳しくは公式サイトで紹介しています。

机に向かう時間を増やさなくても、 TOEICの単語には毎日触れられます

Watch Your LanguageiPhoneとApple Watchの単語ウィジェット

Watch Your Languageは、iPhoneのロック画面やホーム画面のウィジェット、Apple Watchの文字盤に単語を表示します。学習セッションを開く代わりに、画面を見る何気ない瞬間が、そのままTOEICの語彙に触れる機会になります。

語彙パックはテーマとCEFRのレベルで分かれているので、自分の今のレベルに合わせて基礎から始めることも、ビジネスの場面で使う単語を優先することもできます。

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