結論から言うと、Apple Watchで最初に試す価値があるのはワークアウトや探すといったApple純正アプリで、次点でOvercast(ポッドキャスト)、1Password(パスワード管理)、Streaks(習慣化)のようなサードパーティアプリです。英単語や語彙を文字盤で覚えたいなら、Watch Your Languageのような学習系アプリが候補になります。「Apple Watch アプリ おすすめ」で検索すると多くのランキング記事が出てきますが、実際にApple Watchに対応しているかどうかはアプリによって差があるため、2026年9月にApp Store(日本)のページを一つずつ確認しました。
比較の方法
それぞれのアプリのApp Store(日本)ページにある互換性の記載を2026年9月に確認し、Apple Watchへの対応がwatchOSのバージョンとして明記されているものだけを対象にしました。価格も、各ページに実際に表示されている金額をそのまま記載しています。Apple純正のアプリはApple Watchにあらかじめ入っているため、価格ではなくAppleのApple Watchユーザガイドで機能を確認しました。ページに記載のない機能は書かず、確認できなかった点はその旨を記しています。ジャンルは、単体で完結するものと、iPhoneアプリの延長として動くものに分けて紹介します。同じ「Apple Watch対応」でも、Watch単体で機能が完結するアプリと、iPhoneが近くにないと使えないアプリでは、実際の使い勝手がかなり違うためです。
Apple純正アプリも候補になる
新しくインストールしなくても、Apple Watchにはあらかじめ使えるアプリがいくつも入っています。ワークアウトアプリでは、ランニングやサイクリング、筋力トレーニングなど取り組みたい種類を選んで記録を始められ、ワークアウト中には経過時間や心拍数が表示されます。「探す」アプリでは、紛失したり置き忘れたりしたAppleデバイスや、AirTagを付けた持ち物の位置情報をマップで確認できます。ウォレットに交通系ICカードを追加しておけば、Apple Watchをリーダーにかざすだけで改札を通過できます。マインドフルネスアプリでは1分から5分の呼吸セッションを行え、ボイスメモアプリを使えば手首から個人的なメモを録音できます。どれも追加の購入なしに使えるため、まず標準アプリで足りるかどうかを確かめてから、サードパーティアプリを探すほうが無駄がありません。
Overcast — ポッドキャストを手首で操作する
どんな人向けか: 通勤中や作業中にポッドキャストを聴く人向けです。
できること: OvercastはApp StoreのページでwatchOS 10.0以降への対応が案内されており、無料でダウンロードできます(アプリ内購入でOvercast Premiumを利用できます)。説明文には、Apple Watchアプリ単体での再生と、モバイル通信によるストリーミングに対応すると書かれています。
できないこと: ポッドキャストの再生に特化したアプリで、英単語や語彙を学ぶための機能はありません。
1Password — Apple Watchでロックを解除する
どんな人向けか: パスワードやログイン情報をまとめて管理し、ロック解除の手間を減らしたい人向けです。
できること: 1PasswordはApp StoreのページでwatchOS 4.0以降への対応が案内されています。説明文によると、対応デバイスではApple Watchを使って1Passwordのロックを瞬時に解除でき、多要素認証のワンタイムパスワードを管理する認証アプリとしても使えます。無料でダウンロードでき、月額¥800からのサブスクリプションで利用します。
できないこと: パスワードを管理するためのアプリであり、英単語や語彙を学ぶ機能はありません。
Streaks — 習慣を手首で記録する
どんな人向けか: 語学学習を含め、毎日の習慣を記録して続けたい人向けです。
できること: StreaksはApp Storeのページで¥1,000の有料アプリとして案内され、watchOS 10.0以降に対応しています。ページに掲載されたエディターのおすすめでは、Apple Watch版が「特におすすめ」とされています。更新履歴には、Apple Watchのウィジェットを文字盤から直接設定できるようになったことも記されています。
できないこと: 習慣を記録する仕組みであり、英単語や語彙そのものを表示する機能はありません。
勉強・語学学習アプリを探しているなら
英単語や語彙をApple Watchで覚えたい場合は、専用の学習アプリが候補になります。Watch Your Languageは、Apple Watchのコンプリケーションに単語を自動で表示し、覚えるまでスマート・レペティションという仕組みで繰り返します。App StoreのページではwatchOS 10.0以降が必要と案内されており、無料でダウンロードでき、アプリ内購入があります。Apple Watchだけで単語学習を完結させたいなら腕時計で英語学習(¥150、Watchのみ対応)、手首で意味を調べたいだけならWoDict(無料、Watchのみ対応)も候補です。この3つの細かな違いはApple Watchの勉強・英単語アプリ比較でまとめています。勉強時間を記録するアプリと単語を覚えるアプリの違いも、同じ記事で整理しています。
比較表
| アプリ | ジャンル | Apple Watch対応 | 価格(App Store表示) |
|---|---|---|---|
| Apple純正(ワークアウト・探す・ウォレットなど) | 標準搭載 | 対応(インストール不要) | 無料 |
| Overcast | ポッドキャスト | 対応(watchOS 10.0以降) | 無料・アプリ内購入 |
| 1Password | パスワード管理 | 対応(watchOS 4.0以降) | 無料・月額¥800から |
| Streaks | 習慣化 | 対応(watchOS 10.0以降) | ¥1,000 |
| Watch Your Language | 英単語・語彙学習 | 対応(watchOS 10.0以降) | 無料・アプリ内購入 |
| 腕時計で英語学習 | 英単語学習(Watch単体) | Watchのみ対応(watchOS 8.0以降) | ¥150 |
| WoDict | 辞書(Watch単体) | Watchのみ対応(watchOS 10.6以降) | 無料 |
Watch Your Languageは、Apple Watchの文字盤に単語をコンプリケーションとして自動で表示し、覚えるまでスマート・レペティションで繰り返す語彙学習アプリです。Overcastのようなポッドキャストアプリや、Streaksのような習慣化アプリと組み合わせて、英単語や語彙学習だけを手首の上で補うのに向いています。
どれを選ぶか
ポッドキャストや習慣の記録、パスワード管理のように、Apple Watchには単体でも生活の中で役立つ定番アプリがいくつもあります。まずはワークアウトやウォレットのようなApple純正アプリで足りるかを確かめ、足りない部分をOvercastやStreaksのようなサードパーティアプリで補うのが現実的です。英単語や語彙をApple Watchで覚えたい場合は、文字盤に自動で単語が表示されるWatch Your Languageのような学習アプリが候補になります。どの文字盤を選ぶかはApple Watchのおすすめ文字盤と選び方で、勉強・英単語アプリ同士の細かな違いはApple Watchの勉強・英単語アプリ比較で確認できます。Watch Your Languageについては公式サイトでも詳しく案内しています。