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韓国語の単語の覚え方:Apple Watchで毎日触れる

韓国語の単語は、まずハングルを読めるようにし、日本語話者ならではの漢字語の近道を使うと覚えやすくなります。固有語との違いやテーマ別の覚え方、Apple Watchで毎日単語に触れる方法も紹介します。

N Seoul Tower at dusk, with the Korean word 도서관 (library) written in the sky next to としょかん, the Japanese on'yomi reading it echoes

韓国語の単語を効率よく覚えたいなら、遠回りに見えても、まずハングルを自分で読めるようにすることが最短ルートです。そのうえで、日本語話者には漢字語という大きな近道があること、固有語との違いを意識すること、単語をテーマでまとめて覚えること、そして机に向かわなくてもApple Watchやロック画面で単語と毎日触れられる環境を作ることが、覚え方の軸になります。英語とは違い、日本語話者だからこそ使える近道があるという点が、韓国語の語彙学習の面白いところです。順番に見ていきます。

まずハングルを自分で読めるように

韓国語の単語を、ローマ字表記だけに頼って覚えようとすると、後になって発音や表記の違いに苦労することになります。ハングルは子音字と母音字を組み合わせて一つの音節を書き表す表音文字です。学び始めは、基本の子音字14個と母音字10個から覚えるのが一般的で、そこに濃音や複合母音の文字が加わります。漢字のように一字ずつ異なる形を覚える必要はありません。組み合わせのルールさえつかめれば、初めて見る単語でもある程度読めるようになります。単語をハングルのまま読めるようになれば、音と文字が結びつき、似た単語同士を混同しにくくなります。

たとえば도서관(図書館)という単語は、도・서・관という三つの音節ブロックが横に並んでできています。それぞれのブロックの中に子音と母音が組み込まれているだけなので、ローマ字のdoseogwanを見ながら一音ずつ対応させて読む練習を重ねれば、次第にローマ字を介さずにハングルだけで読めるようになります。最初の段階では、単語ごとにローマ字読みを添えて確認しながら、少しずつハングル自体に目を慣らしていくのが現実的です。

14 basic consonant letters plus 10 basic vowel letters combining into one syllable block, the way Hangul is built

日本語話者にとっての漢字語という近道

韓国語には、漢字をもとにした漢字語(한자어)が数多くあり、日常的な単語にもよく出てきます。日本語の音読みも同じく中国の漢字音に由来するため、韓国語の漢字語と日本語の音読みは、文字は異なっても音の骨格が似ていることがよくあります。たとえば「図書館」にあたる韓国語の도서관は、ローマ字で書くとdoseogwanで、日本語の「としょかん」と響きが近く聞こえます。同じように、「準備」にあたる준비はjunbiで日本語の「じゅんび」に近く、「案内」にあたる안내はannaeで「あんない」に近く聞こえます。すべての漢字語がここまで似ているわけではありませんが、英語話者が韓国語を学ぶときには存在しないこの近道は、日本語話者にとって覚えやすさの土台になります。新しい単語に出会ったとき、それが漢字語らしいと気づけたら、元になっていそうな日本語の熟語を思い浮かべてみると、意味も発音も同時に覚えやすくなります。

固有語と漢字語を区別する

一方で、韓国語には漢字に由来しない固有語(고유어)もたくさんあります。물(水、mul)、사람(人、saram)、나무(木、namu)といった基本的な単語の多くは固有語で、漢字語のような近道は使えません。固有語には、日々の動作や感情を表す基本的な単語が多く、日本語の音との共通点もないため、漢字語とは別の覚え方が必要になります。韓国語の単語を覚えるときは、いま覚えようとしている単語が固有語なのか漢字語なのかを意識するだけでも、漢字語は音の近さを手がかりに、固有語はそのままの形で繰り返し出会うことで覚える、という覚え方の切り替えができるようになります。基礎的な動詞や形容詞ほど固有語であることが多いため、漢字語だけを優先していると日常会話に必要な単語が後回しになりやすい点にも注意が必要です。

물 (water), a native Korean word with no shortcut, beside 준비 (junbi, preparation) and 안내 (annae, guide), Sino-Korean words close to the Japanese on'yomi readings junbi and annai

テーマでまとめて覚える

単語を一つずつ孤立させて覚えるより、旅行や食事、買い物といったテーマでまとまった単語を覚えるほうが記憶に残りやすくなります。Watch Your Languageの語彙パックは韓国語にも対応しており、テーマとCEFRのレベル(A1からC2)で分類されています。ローマ字表記での表示にも切り替えられるため、読み方を確認しながら単語に触れることができます。まとまったテーマの中で単語同士のつながりを意識すると、単語同士が思い出す手がかりになり合い、忘れにくくなります。テーマ単位で少しずつ範囲を広げていけば、固有語と漢字語が入り混じった実際の語彙にも自然に慣れていきます。文法や発音、会話の練習は別の教材で補う必要がありますが、単語をテーマごとに増やしていく部分は、こうしたパックに任せてしまうのも一つの方法です。

Korean vocabulary packs grouped by theme — travel, food, shopping — and by CEFR level from A1 to C2

目的から逆算してテーマを選ぶ

韓国語を学ぶ理由は人それぞれで、旅行の予定がある、K-POPや韓国ドラマをもっと理解したい、仕事で使う機会がある、など目的によって優先すべきテーマは変わります。旅行が近いなら移動や食事、買い物のテーマから、日常会話を増やしたいなら固有語の割合が高い基本的な動詞や形容詞のテーマから始めると、覚えた単語をすぐに使う場面に結びつけやすくなります。すべてのテーマを均等に進めようとせず、いま自分に必要な範囲を先に固めてから、少しずつ広げていくほうが挫折しにくくなります。

完璧に読めるようになってから始めなくていい

ハングルを完全に読みこなせるようになってから単語を覚え始めよう、と考えると、いつまでも最初の一歩が踏み出せません。読む力と語彙は、同時に育てていくほうが現実的です。ローマ字を頼りに単語の意味を覚えながら、同時にハングルの文字にも目を通していれば、語彙が増えるのと並行して、ハングルを見て読める範囲も自然に広がっていきます。固有語のように漢字語の近道が使えない単語ほど、この「意味は先に、読みは後から追いつく」という進め方が向いています。最初のうちはローマ字を先に読んでしまってもかまいません。同じ単語に何度も出会ううちに、ローマ字を見る前にハングルのほうへ自然と目が行くようになれば、読む力がついてきた合図です。

The word 도서관 with its meaning 図書館 (library) waiting on three surfaces: the iPhone Lock Screen, Home Screen and Apple Watch

Apple Watchとロック画面で毎日触れる

ここまでの覚え方は、机に向かう時間がなくても実践できます。ハングルという新しい文字に慣れる途中の段階では、ローマ字表記を頼りにしながらも、できるだけハングルそのものを目にする機会を増やすことが読む力につながります。Watch Your Languageは、韓国語の単語をiPhoneのロック画面やホーム画面のウィジェット、Apple Watchの文字盤のコンプリケーションに表示し、単語が切り替わる間隔は1分から1週間の間で選べます。単語帳のアプリを開くという動作を挟まずに、時刻を確認するような普段の動作の中でハングルと何度も出会える点は、韓国語のように新しい文字を並行して覚える必要がある言語では特に助けになります。

通勤中に時計を見る瞬間や、旅行の前にロック画面をちらりと見る瞬間など、もともと画面を見ている行動に単語が重なるだけなので、新しく学習の時間割を組む必要はありません。関連して、忙しい社会人の英単語の覚え方や、Apple Watchのおすすめ文字盤も参考にしてください。

図書館で腕につけたApple Watch。文字盤に韓国語の単語と日本語訳が表示されている

Watch Your Languageは、韓国語の単語をテーマとCEFRレベル別のパックで提供し、iPhoneのロック画面・ホーム画面のウィジェットとApple Watchの文字盤に表示します。ハングルとローマ字表記は切り替えられ、スマート・レペティションのアルゴリズムが覚えるまで単語を繰り返し表示するため、机に向かう時間を新たに作らなくても、日常の中で韓国語の単語に何度も出会えます。文法や発音、会話の練習は別の教材で補う必要がありますが、覚えた単語をハングルごと記憶に留めておく部分は、こうした毎日の積み重ねに任せられます。

机に向かう時間がなくても、 手首の上で単語と出会えます

Watch Your LanguageiPhoneとApple Watchの単語ウィジェット

Watch Your Languageは韓国語にも対応しており、iPhoneのロック画面・ホーム画面のウィジェットとApple Watchの文字盤に単語を表示します。ハングルに慣れないうちは、ローマ字表記に切り替えて表示することもできます。

語彙パックはテーマとCEFRのレベルで分かれているため、旅行や日常の基本的な単語から選べます。覚えるまで単語を繰り返し表示するスマート・レペティションの仕組みも、韓国語の単語に同じように働きます。

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